じーっと見て。
美術館で絵画鑑賞でしょうか。
それとも何かを見つめてる?
下からも見て。
水槽の熱帯魚を見ているのでしょうか。
それとも何か舞ってるのかな?
どちらも違います。
この後ろにある機械の上を流れる織物をじっと見て、おかしなところがないか検査をしていました。
真剣な顔をしていたのは、その為です。
検反を終えればこの笑顔。
富士吉田の女性は美しい人が多いってホントですね。
こんな可愛い女性が出荷前の最終チェックをしてくれています。
こちらの美しい女性は
株式会社富士セイセン
営業部仕上課 検反担当 宮下理江子さんでした。
株式会社富士セイセン 宮下 理江子
反物を検査する「検反」は、整理加工場での最終工程。
検反機と呼ばれる専用機に反物をセットし流れる生地を凝視。手早く、厳しく検査していきます。
「織りキズはないか?」「汚れはないか?」「(糸の)結びコブはないか?」、、、。
無事なにもなければ「A 反」(合格反)となり、出荷を待つばかりです。
Writer:Tatsuji Kobayashi / Kenjiro Sato
Photo:Kosuke Tamura