タイの教科書にも掲載され、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンの表紙にもなった絶景ポイント。
最寄駅の富士急行大月線下吉田駅で降り、歩くこと7分。新倉山浅間公園に到着すると、まず最初に現れるのが新倉富士浅間神社です。
社伝では、この神社は西暦705年に甲斐国八代荒倉郷の氏神をお祀りしたとなっているそうです。西暦807年、平城天皇の御世、富士山の大噴火があり、平城天皇の勅使が参向して富士山の鎮火祭が執り行われたということです。「三国第一山」と言われるのは、この時、平城天皇より奉納された称号と勅額によるものとされています。(この三国は日本、中国、インドとも、日本、中国、朝鮮とも言われています。)
また、武田信玄の父である、信虎が北条氏と戦をする時に、この神社で必勝祈願を行い、勝利したことから、刀を奉納したことが知られています。
(エルトップ社員撮影)
以前は、乗用車であれば、忠霊塔まで登る事が出来たのですが、現在は車両については、原則通行止めとなっており、398段の階段を登り切って、やっと富士吉田市内を一望出来るスポットに到着します。
(エルトップ社員撮影)
(エルトップ社員撮影)
(エルトップ社員撮影)
戦没者忠霊塔と富士山を一緒に写した写真が、あたかも京都の五重の塔の写真と富士山の写真を合成したように見える場所です。春には、さらに桜の花も加わり尚一層、日本の美しさを強調します。
(エルトップ社員撮影)
(エルトップ社員撮影)
(エルトップ社員撮影)
タイの義務教育の教科書、ミシュランガイド、ルフトハンザの機内誌などに紹介されたため、現在では多くの外国人が訪れる場所となり、崖の上の撮影スポットには、安全のため2015年に柵が作られ、ウッドデッキの平らな足場も組まれました。
また、朝早くから外国人カップルの結婚記念写真の撮影があちらこちらで行われています。
(エルトップ社員撮影)
(エルトップ社員撮影)
我々含め、地元の皆さんは、この公園、神社、戦没者慰霊等すべてをまとめて忠霊塔と呼び、富士吉田の自慢の観光スポットとして誇りに思っている場所です。
この場所からみた、別の方向の風景はエルトップの会社案内の表紙になっていて、我々にとっても大変親しみのある場所です。
LOISIRのエルトップ山梨PLCから徒歩で15分です。
新倉山浅間公園(新倉富士浅間神社、忠霊塔)
住所 山梨県富士吉田市新倉3353
Writer:Tatsuji Kobayashi
Photo:Kosuke Tamura